Dreamin' Kids

日暮れまで遊んだ原っぱに
小さな夢の十字架埋めたね
楡の木の日時計が止まってる
終わりない夏の日ね

消えてく影が悲しくて
泣き出したも耳元に
どこにもみんな行かないと
言った夢の頃

夏の斜面を少年たちが
口笛吹きながら駆けてくよ
変わらないでそばにいてね
きらめく瞳のドリーミンキッズ

大人になんてねえならないで
このままで時を止めてたいな
時間のレールに耳当てれば
口笛聞こえるドリーミンキッズ

さよならの贈り物

風吹くスタジアム
うつむく影が二つ
冷たい人ねって
君の頬がぬれた
この恋終わりを告げても
君を君を思う日々が
僕には始まるよ
ボードに名前が消えるね
愛は愛は愛は切ない
夏の幻さ　夢さ
誰も悲しみのヒーローさ
青い傷を胸に刻んで真夏にすれちがう
誰も悲しみのヒーローさ
愛は愛は愛は悲しい
生きる誇りだね
さよならそれだけが
僕の贈り物さ
一人にしてくれよ
切なく背中向けた
涙に気付いたら
君が不幸になる

青い扉

探してるものはまだ見つからないけど
昨日よりもきっと近くにあるけず

迷い入んだ深い森の向こう
そびえ立った青い夢の扉  開けるよ

#今日までの全てが
ここに訕り著くための道だったと
今ならそう思えるんだ
それを君に伝えたい

追いたてる不安よりも速いスビ—ドで
僕は遠く遠くどこまでも行けそう

その方が近道だって誰かがいっても
止まっているぐらいなら　 遠回りでも走る

握ったままの　青い夢のかけら
澄み渡った空の色のように
深みを增して輝く

僕が見てきたもの
悲しみも  怒りも  喜びも  触れた愛も
尊いものだと  今ならわかる気がする

スノーインサマー

ぷーるさいどのふぇんすにもたれ
いまもゆめをよるまでみてた
ふるえたつめでいないだろうって
言った君の目が潤んだ
さよならだけだね二人を
ああ結べる絆は
愛してると言ったら壊れるね
頬に切ない思いがふりしきる
夏の雪さ　胸に秘めた恋は
幻よりもはかない
君がほしいと呟いてみた
遠ざかったゆく背中に
握りしめた手を開けば
ああ指輪が落ちたよ
すれちがうね心が泣きながら　
あいつのことを不幸にできないよ
夏の雪さ　切ない幻さ
奇麗なままがいいよね

チエツ

チェツ　チェツ
ハ—トか泣ぃてゐの
チェツ　チェツ
ぁなたにキスしたぃと
Searchin' For
星が夜空で泣けば
ふたり　せかせゐ　門限ね
さくり合　ぅから　ぁぶなくなゐ
風に飛んでく夏の
帽子みたぃに　たょりなぃ
今の私を　逃がさなぃで
爱が肩で息をしてゐ
ほち　チェツ　チェツ
胸にぁなた刺したトグを拔きに来てと心の
中に　旅して
だけど　でもね　なのに　すぐね　ほら
チェツ　チェツ
迷ぃ出すの　色をまぜて回す
キスのル—レツト
チェツ　チェツ
ハ—トか泣ぃてゐの
チェツ　チェツ
ぁなたにキスしたぃと
Searchin' For
はゃく　はゃく　はゃく...

好きになるなら

Ah－生意気なこと言ったあと
何故かしらぽつんとしてしまう
Ah－偶然のふり待ちぶせた
ゴメンネと素直に云えるかな
帰り道はいつもカナリア色
変ねこのごろ自分の気持ちがよめない
もうじき風の向きが変わりそうよ
あなたをめざして吹くよな
予感がするの
Ah－どんな時でも気がつけば
いつだってあなたがそばにいた
Ah－アルバムの中　手をつなぎ
となりにはあなたが笑ってる
Ah－友達のままでいたいけど
それだけじゃさみしい気がするの
からんでいた糸がほどけるよう
不思議ふたりですごすと落着くのは何故？
未来をうつすフィルム手に入れたい
時々よそみをしながら
大人になるの
Ah－どんな時でも気がつけば
いつだってあなたがそばにいた 

情熱物語

さよならのない街が
どこかにあるなら
君をすぐ　ねえ連れて
行きたいよ
いいえ　思い出の星が
降るここが素敵
あなた情熱持っている
胸子無理変え
わたしせつなさ知っている
そしてはじまるの
君がすきだよ何もかも
押さえ切れなくて
もしぼくに編まなけりゃ
季節の葉ぶる間
今ごろはきみだれを
愛したろう
いいえ　あなたと見つめる
夢それが素敵
もしも悲しみだけ捨てる
海があるなら
君の涙を手にためて
星の船を漕ぐ
僕が情熱持っている
見つめ返して
君が切なさ知っている
そして始まるよ
君が好きだよ情熱が
押さえ切れなくて
 

ひとりぼっちのデュエット

人影みえない教室で
ハモニカ吹いてみた　ひとり
好きだといえないままだった
君のいた席につまり

涙が悲しいキーでハモるよ
ここ寄せた机の傷さ
指先かすれた文字を読んだよ
ああ　僕の名前が刻ってあった

どこかで会えるといいねって
右手を差し出した　君が
廊下にたたずみ言いかけた
言葉ベルに消されたね

見えない君がピアノ弾いてる
放課後の音楽室さ
二つの想いが重ならないね
ああ　壊れたデュエットみたく

涙が切ないコード叩くよ
好きだよとハミングしても
二つの想いが重ならないね
ああ　一人ぼっちのデュエット
哀しいだけさ

風のゆくえ

日が昇り
オレンジだった空がすみれ色に変わるように
君にもいつか答えがわかるだろ

地平線は
はるか遠くにかすみ東から吹く風は
まるすぐ西へ西へと向かっている

夢をかなえた人は何処へ行けばいい
夢の見つからない人は何を仰げばいい

始まりも終わりも君が決める旅
戻る場所も口ずさむ歌も今はないけど

ただ前へ進んでいると思えること
それだけがたった一つの確かなこと

目の前には
全て揃わぬままの絵の具で描く一枚の絵
足りない色は　ひとつずつ見つかる

眠れない夜には誰を想うだろう
君を待っている人が今もどこかにいる

守るものも捨てることも君が決める旅
流れるほしに託す願いも今は見つからないけど

始まりも終わりも君が決める旅
戻る場所も口ずさむ歌も今はないけど

ただ前へ進んでいると思えること
それだけがたった一つの確かなこと

夏の便り

すぐに逢える　サヨナラさえ
僕は知らずにいた

ひとりじめを　告げたバツと
君はふくれてるね

おさない頃
キミが僕のうしろで
背伸びをしてみてた
夏の花火のようさ
僕らの日々

落ちる涙　うしろむきで
キミはほほえんでる

だけどアイツ　知ってるのさ
僕と同じくらい

ひとりじゃないことを
確かめたくて
ひとりぼっちのふりを
しているだけさ　みんた
僕らも

汗にまみれ
夢を追いかけた夏
想い出にはせずに
いつだってそこにいて
約束だよ